動作確認済み:v1.2.2


一人の初心者による初心者講座04になります。
より効率的な方法もあると思うので、ご参考程度にお願いします。
ここではサバイバルモードを想定しています。なお、私はAndroidでのプレイになりますので、iOSでは多少違いはあるかもしれません。

トラップを作るための準備

さて、前回でエンチャントテーブルによってエンチャント装備を作れるようになった所で、今度はトラップタワーを作りましょう。

トラップタワーとは、スポナー等を利用して敵mobを湧かせて、水流で一箇所に集めて経験値やドロップアイテムを回収する装置のことです。
トラップは大きく分けて経験値トラップアイテムトラップの2種類があります。
経験値トラップを作っておけば、エンチャントのための経験値にも困らなくなりますし、アイテムトラップを作れば骨などのアイテムを放置で無限に集めることもできます。
ここでは比較的作りやすいゾンビもしくはスケルトンのスポナーを利用したトラップタワーを取り扱います。



トラップの作り方は敵mobの種類やトラップタワーの種類によって変わりますが、いずれもPEではマグマブロックを使ったトラップが一番安価で簡単に作れると思います。
マグマブロックはネザーの下層のマグマ周辺に生成されるブロックです。

この中央のオレンジの黒い斑点のあるブロックがマグマブロックです。
PEだとピストンを使った圧死処理がうまくできなかったり、落下も敵次第ではうまくダメージを与えられなかったりするので、基本的にはマグマブロックで敵mobを処理するのが楽だと思います。


トラップタワー作成に必要なもの。

不透過ブロック・・・・・石などの光を通さないブロックなら何でもok。敵mobの湧き層に使用。
マグマブロック・・・・・敵mobの処理用。経験値トラップでも倒すのが楽になるので是非。
松明・ハーフブロック・・周囲の湧き潰し用。
水入りバケツ・看板・・・敵mobを湧き層から処理層に輸送するために必要。
ホッパー・チェスト・・・ドロップ自動回収用。

とりあえずこの辺りは用意しておきましょう。
あとはガラスや氷塊・はしご等、必要なものがあればご用意を。


スポナーを探そう

それでは近場の洞窟でスポナーを探索してみましょう。

スポナーは一定の範囲内にプレイヤーがいる間、スポナーの周囲の明るさ7以下の場所に特定のmobを出現させる装置です。
洞窟1つにつき1つ生成されるようですが、小さい洞窟(空洞)にはないので、なるべく大きな洞窟の中を探しましょう。
スポナーは破壊すると元に戻せないので、もし見つけた際は誤って破壊しないように注意が必要です。

スポナーのあるところは、丸石で囲まれており、床は苔石になっています。
不自然に丸石が多いところはスポナーがある可能性があるので、よく探してみましょう。

スポナーを見つけたら速やかに松明で明るさを確保して湧かないようにしておきましょう。
なお、場所によってはスポナーによってゾンビ等が湧き過ぎてしまい、非常に動作が重くなることがあります。
もしそうなってしまったらどうしようもなくなってしまうので、難易度をピースにして敵mobを消すしかなくなるので注意しましょう。

ちなみにスポナーの中身はゾンビ50%・スケルトン25%・クモ25%のようです。
また、廃坑の場合は毒グモ100%になります。(通常の洞窟と繋がっている場合は洞窟のスポナーの可能性もある)
クモ系は壁を登るせいでトラップを作るのが難しいので、慣れていない方はゾンビかスケルトンのスポナーを探しましょう。

トラップタワー制作

スポナーを見つけたらいよいよトラップタワー制作に移ります。
先ほどのトラップタワーに必要なものを揃えておきましょう。



ここからは構造が分かりやすいようにクリエイティブで説明します。


まずはスポナーの周囲の湧き層部分を作ります。
スポナーを中心に左右4マスずつ、上下2マスずつの空間を作ります。
合計で横幅と奥行きが9マス、高さが5マスになるような感じですね。

こんな感じです。赤色がスポナーの真下のマス、水色がスポナーと同じ高さのマスになります。
画像では見やすいように天井と右側と前側の壁は作っていませんが、実際には必要になるのでしっかり作っておきましょう。

湧き層が作れたら、次は水を引きます。

一番奥のマス全部に水を引いて、手前に流れるようにします。
この時、松明は床には置いておけないので、左右の壁とスポナー本体に付けて湧き潰ししておきましょう。
この水を利用して湧いたmobを手前側に移動させます。

次に手前の1マスを1削って、右奥から水を1つ引いて左側に流れるようにします。

こんな感じですね。ここの水流は逆でも問題はないです。

次に湧き層からmobを流し切るために水路を延ばします。

先ほど置いた水流の一番端を下に1マス削ると水流を延長できます。
これでスポナーから9マス以上離れるところまで伸ばしましょう。(金ブロックが9マス目です)

ここまでできたらあとは処理層を作るだけです。

今回は少し上にmobを送るような構造にしてみます。

水路の先から上を掘って、水・看板・水・看板・水・・・と1マスずつ交互になるように配置していきます。
これでmobが水に浸かった時に浮こうとすることを利用して、上に移動させることができます。
幅は2マスにしておくことでmobが詰まりにくくなり、スムーズに上に登ってくれます。

なお、ゾンビスポナーの場合で水流で上に登らせている場合は、チビゾンビやおんぶゾンビが詰まる場合があります。


下で詰まると普通のゾンビも登ってこなくなるので、詰まらないように工夫しておきましょう。

先ほどの上に登らせる機構の先に高さ2マス・奥行き1マス・下に更に2マス掘ってその一番下をマグマブロックマグマにしておくだけですね。
これでチビゾンビとおんぶゾンビは奥に落ちて処理され、普通のゾンビは上側に行くので、詰まることがなくなります。
上に登らせない場合は普通に処理層のマグマブロックで処理できるので問題ないですね。


必要な所まで移動させたら、あとは処理層を作るだけですね。

処理層(マグマブロックの量)は各自に合うように調整してください。
マグマブロックの真上に水源を置くと水が蒸発してしまうので、水源は必ず普通のブロックか看板の上に置くようにしておきましょう。(画像の場合は看板の上に水源があります)
最後にドロップを回収するホーパー付きのチェストを付けて、ホーパーの上は上付きハーフブロックにしておきます。
v1.2.0以降は普通のブロックやガラスだとアイテムがホッパーで回収できないので注意が必要です。

なお、スポナーはプレイヤーが15マス以内にいないと湧かないので、スポナーから9マス〜15マスの間に処理層並びに待機場所を作りましょう。

完成したら、湧き層の松明などの明かりを全て取り払ってスポーンさせてみましょう。(逃げ道はしっかりと作っておきましょう)
うまく処理層までmobが流れて、待機場所でもしっかり湧く事を確認できたら完成です!


経験値トラップにする場合はハーフブロックの隙間から攻撃して、経験値を回収すればokです。
スケルトンの場合は弓で攻撃される場合があるので注意ですね。



これは実際に私がサバイバルで作ったトラップです。
画像の左手前にゾンビスポナー、右奥にスケルトンスポナーのある所だったので、ダブルトラップにしてあります。
放置すれば腐肉と骨と矢が無限に手に入りますし、中央のハーフブロックの所で剣を振れば経験値も手に入れることができます。
これで骨(骨粉)が大量に手に入るようになったので交易も大分楽になりましたね。




いかがだったでしょうか?
これで経験値やアイテムも安定して入手できるようになったと思います。
これでエンチャントや修繕はもちろん、交易も比較的楽に発展させていくことができますね!